ケーブルテレビも忘れずに

たくさんのプロバイダー会社がひしめき合う、近年のIT業界ですが、そのプロバイダー同士を比較する上では、その大まかな区分を覚えておいた方が良いでしょう。
プロバイダーは、主に3つの種類に区分できます。

まず、専業プロバイダー。
これは、簡単にいえばプロバイダー専門会社です。
とは言っても、プロバイダーだけを行っている単一の会社だけではなく、様々なサービス業を手掛けている会社の中の一部門、子会社として運用を行っている場合も、この専業プロバイダーに含まれます。
よって、実績は不十分でも、名前を見れば誰もが知っている会社、というケースもあります。
そういう意味では、名前だけを見て選ぶのは、少々早計といえるかもしれません。

次に、通信系プロバイダー。
これは、いわゆる電話会社が運営を行っているプロバイダーです。
電話回線を提供している会社は、当然ながらインターネット回線のあらゆるノウハウにも精通しています。
また、回線とプロバイダーサービスを一体化する事で、割引や料金徴収の一本化など、様々なメリットが生まれる、非常に合理的な形態ですね。
また、電話会社は基本的に信頼度も高いため、そういう意味では最も初心者が選びやすいプロバイダーといえます。

そして、最後にケーブルテレビ系プロバイダー。
ケーブルテレビ会社が運営を行っているプロバイダーで、委託しているケースもあります。
他の二つと比較し、ケーブルテレビは回線速度や提供エリアなどの面において、あまり柔軟とはいえません。
ただ、元々ケーブルテレビと契約している場合であれば料金面で有利になる事も多いので、十分に検討の余地はあります。

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