ワイヤレスで接続できるWiMAX

基本的に、ブロードバンドと呼ばれている高速回線は、ADSLと光通信がメジャーどころと言われていました。
しかし近年では、そこに「WiMAX」という新たな勢力が加わってきています。
近い将来、最も日本で普及している回線になる可能性も秘めた、新たな技術を導入した回線です。

WiMAXとは「Worldwide Interoperability for Microwave Access」の略で、日本語で表現すると「高速ワイヤレスインターネット」となります。
その名の通り、無線でのインターネット接続が可能な回線です。

通常、インターネット接続をする場合は、LANケーブルを利用した接続等が必要です。
モデムやルーターなどを設置する必要があるため、基本的にはノートパソコンであっても、半ば固定状態になります。
しかし、近年は無線LANという技術が普及しており、それを利用する事で、モデムやルーターとパソコンとをケーブルで結ばなくても、ネット接続は可能となっています。
それでも、そのモデムやルーターが電波をキャッチできる範囲までがパソコンを動かせる限界で、外では利用できません。

そんな中、新たに生まれたのがWiMAXです。
この回線を利用していれば、特定の空間であればどれだけ家から離れていても、インターネットを自分のパソコンから利用できます。
この「特定の空間」というのは、いわゆる「ホットスポット」と定められた空間やカフェ、駅、空港等の公共の場です。
限定されているとはいえ、それらの場所に立ち寄れば、自由にインターネットを利用できるため、他の回線と比較しても、利便性は非常に高いといえます。

プロバイダーの比較を行う場合、サラリーマン、特に営業が多い仕事に就いている人などは、このWiMAXを提供しているプロバイダーに絞るケースが多いようです。

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